最近話題沸騰中で、「マツコの知らない世界」でも紹介された中国の大人気店「楊国福麻辣湯(読み方:ヨウゴフクマーラータン)」がついに横浜中華街に出来ました!
楊国福麻辣湯は、自分で選んだ具材・スープ・麺でマーラータンを作ってくれるというエンタメ感あふれるお店で、本場中国になんと6000店舗もある巨大チェーン店なのです。
辛い物に若干弱い私ですが、マーラータンは薬膳スパイスで作られていて、美肌や冷え性にも効果があると知って、期待しつつ人生初のマーラータンを食べに実際に行ってきました。
・頼み方が分からない。どうやって頼んだらいいの?
・辛い物が苦手でも食べられる辛さなの?
・どんな具材やトッピング、メニューがあるの?おすすめは何?
などなど、初めて行く方が知っておくべきことをまとめた口コミレビュー記事です。
ぜひ参考にしてくださいね!
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このサイトは、横浜元町中華街に10年住み、この界隈は庭同然の私が、
実際に足を運んで、この目で見たり体験したことを元に記事を書いています。
目次
「楊国福マーラータン」横浜中華街店の頼み方
楊国福マーラータンの最大の特徴であり人気の秘密は、自分好みのオリジナルのマーラータンを作れること。
具材・麺・スープの味・辛さを選べば、後は調理してくれるのを待つだけです。
シンプルなんだけど、初めてだと戸惑うかも。楊国福マーラータン横浜中華街店は中国人スタッフばかりだし、誰も懇切丁寧に教えてくれません。
なので、あらかじめ頼み方を理解しておきましょう。注文の流れは以下の通り。
「楊国福マーラータン」横浜中華街店のレビュー!気になる辛さとおすすめの具材
実際にお店に行ってマーラータンを食べてきましたので、写真を交えて頼むところから食べ終わるところまで、詳しくご説明します。
お店に着いたのは平日の午前11:30頃。行列を覚悟していましたが、前に2人並んでいただけでした。
10分ほど待ってお店に入りました。まずは、大きな保管庫から・・・
トングとボウルを取りだします。
次に、好きな食材を選ぶのですが、食材が1,000円以上あると麺が80gサービスになるので、250グラムを目指しました。
置いてあった食材は、野菜・肉・麺などで、めちゃめちゃたくさんありました。
こんなにたくさんの中から選べるなんて、ワクワクする~!
せっかくなので、日本ではあまりなじみのない珍しい中国食材を中心に選びました。
レジに行って重量を計ります。286グラムありました。
次に4種類からスープの味を選びます。辛くなさそうな「牛骨スープ」「トマトスープ」もありますが、やっぱり「麻辣(マーラー)」でしょう!
スープの辛さを選びます。辛さは4種類あり、辛い物が得意でない私は1番の「小辣」を選びました。
麺の種類は5種類。レジの人に聞いたら、牛筋麵か春雨がおすすめとのことで、牛筋麺をチョイス。
お会計は1,140円。レシート上の方にある「食事番号」を覚えておきましょう。注文したマーラータンが出来上が番号が呼ばれるからです。
1階の客席はこんな感じで、20人くらいしか座れません。満席なので2階へ行きました。
2階も20人くらいが座れる程度のスペース。
12時前はこんな感じで空いていましたが、この後あっという間に満席になりました。
子供用の椅子と紙エプロンもありました。
置き方が雑なのが中華街っぽいですねw
席に座って10分くらい待つと、「ニジュウヨンバーン」と番号が呼ばれたので、2階にある小窓に取りに行きます。
カウンターにある、お箸やレンゲを自分で取ります。味変用の調味料も自由に使えます。
お箸とレンゲが置けるようにくぼみが付いてるという、合理的な麵の容器。
さてお味は・・・辛い!!!
一番辛くないのにしてもらったはずですが、予想以上に辛くて痺れる~!スパイスの効いたクセになる味!
食べ進むと、汗も鼻水も流れてくる・・・でも、そんな人は他に誰もいなくて、皆平気な顔で食べてました。
隣に座っていた人の話が聞こえてきたのですが、お店によって辛さも違うし、なんなら辛さの調節もアバウトらしい。
本当かどうか分かりませんが・・・。
「楊国福マーラータン」横浜中華街店のおすすめ具材
せっかく中華街に来たら、中国感をたっぷり味わうために中国の食材にトライしていただくのが個人的におすすめ!
いくつか中国食材を食べてみた中でも、おすすめの具材をご紹介します。
蟹団子
まず、オレンジと白のしましまという色とベレー帽のような形で見た目がカワイイ!
中には蟹の味噌っぽい何かが入ってます。
ロブスター団子
歯ごたえのある食感が美味しかったです。
空心菜
炒め物のイメージが強い空心菜は、煮込むとへたってしまいますが、なんでもオレンジ色になってしまう食材が多い中、彩りに一役買ってくれます。
山くらげ
煮込まれて柔らかくなってしまう食材が多い中、コリコリとした食感は健在でした。
牛筋
めちゃめちゃ柔らかかった!
「楊国福マーラータン」横浜中華街店はトッピングで辛さの調整や味変ができる
けっこう辛くて完食できそうにない、どうしよう・・・と悩んでいたときに思い出したのが、棚にあった調味料。
試しに砂糖を入れたら、辛さがワンランクダウン。少し食べやすくなりました。
さらに黒酢を入れたら、さらに辛さがツーランクダウン。尖ってた辛さが噓のようにまろやかに!
逆にもっと辛くしたいという方には、ニンニク・大辛・麻油がおすすめです。
「楊国福麻辣湯」横浜中華街店のおすすめセットメニュー
好きなものを好きなだけ自由に取ることができるバイキング形式だけでなく、あらかじめ麺と具材が決められたセットメニューもあります。
バイキング方式だとどれにしたらいいのかなかなか決められない、という方は、セットメニューがおすすめ。
ご飯か春雨が無料で付いてくるのでお得です。
ただし、平日の11:00~17:00限定なのでご注意を。
「楊国福マーラータン」横浜中華街店の支払い方法
支払いは現金かPayPayが使えます。
その他中国?のキャッシュレスサービスも使えます。
「楊国福マーラータン」横浜中華街店の予約方法
残念ながら予約はできません。
今回、お店に並んでからマーラータンを食べるまで約30分でした。
平日の12時前だからか意外と早かったですが、平日でも12時過ぎたり土日だと行列ができてるので、もっと時間がかかると思います。
楊國福マーラータン横浜中華街店のレビュー!まとめ
お店のスタッフは全員中国人で、日本語はカタコト。お客さんの中にも中国人がいて、店内は中国語が飛び交ってました。
日本に居ながらにして、本場中国の雰囲気そのままを味わうことができるのも、このお店の面白いところです。
ちなみに、「楊國福マーラータン」は、北米やオーストラリアにも展開している中国2大マーラータンチェーン店のひとつ。
このチェーンを創業したのは意外にも四川省出身の人ではなく、黒龍江省出身の人なんだとか。
四川以外の人は麻辣が苦手な人が多かったらしく、本場四川に比べて辛さや痺れをマイルドにして、味を選べるようにしたり具材をカスタマイズできるようにしたことで、中国全土にとどまらず、世界にも進出できたのかもしれないですね。
インバウンドに人気の飲食店ランキング、横浜の1位はなんとこの「楊國福マーラータン横浜中華街店」だそうですよ!
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